10月23日(日)は、日中文化民間交流促進会(CJVP)の第20回サロンとして「中医養生学講座」を実施しました。 事前申し込みをされた30名 の方が、1人の欠席もなく、全員六本木全聚徳会場にお越しくださいました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 一通り自己紹介をした後、今日のテーマに関するキーワードについて、クイズ形式で学び、周軍講師のレクチャーを拝聴することに。東洋医学の陰陽説、五行説は、実は日本の曜日の表し方に反映されているという出だしから、参加者の興味を大いに引きつけました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 目に見えるもの、数値化できるものを重視するのが西洋文化、西洋医学だとすれば、宇宙万物の自然な状態や全体のバランスこそ大事という考え方に立つのが東洋文化、東洋医学である、ということを教わりました。 この根本的な考え方に基づき、人間の体質を気、血、津液という三つの要素に、それぞれ虚と実の二タイプを掛け合わせた6分類を提示し、各体質分類の原因、特徴、チェック項目、生薬と食事面での対応について詳細な解説がなされました。 東洋医学では、体質は先天的な要素(遺伝など)と、後天的な要素(社会的、生活環境的、地理、気候などの要素)によって左右され、決定づけられるとし、体質は健康に大きな影響を与えることから、体質学は予防医学や治未病にとって大事だと考えられていることがわかりました。 周先生の解説は大変わかりやすく、また、西洋医学との比較において、多くの発見をさせてくれました。例えば、 気は感情と連動しているとか、血が足りないと鬱になりやすいとか、津液が濁るとメタボになるとか。参加者は自分自身の体質がどの分類寄りで、何を食べ、何に注意したらいいのか、それぞれ考えながら真剣に話に聴き入っていました。 ![]() ![]() もっとお話を聞きたい、もっと時間があればよかった、次も期待したい、そんな雰囲気の中で講座が終了。今日のお話は参加者一人ひとりの今後の健康作りに大いに参考になったに違いありません。周先生、本当にありがとうございました。 CJVPは今後も面白くて為になるテーマのサロン企画をしていきます。次回のサロンは11月26日、来年の干支(酉)墨絵ワークショップを計画中。ちょっと洒落た手作り年賀状を考えている方、ぜひご参加ください |
