CJVP月例サロン11月は、年賀状に使える「干支墨絵」ワークショップと題して、画家、書家、篆刻家、陶芸家として活躍され、シンプルデザインの代表も務める唐涛先生を講師に迎え、18名の参加者を得て、26日(土)14:00〜17:00に、六本木にて行われました。 ![]() ![]() ![]() 「毛筆一本、半紙一枚、墨汁少々を使って、プロの画家の指導を受ければ、誰でも生き生きとした干支が描けるようになるワークショップ」という触れ込みの通り、小学生を含め、参加者一人ひとりが2017年の干支である「酉」の墨絵に楽しくチャレンジしました。 墨絵を描く際の基本的な筆運び、濃淡のつけ方を練習してから、講師が今回のサロンのために準備してくださった自作教材をお手本に、目、くちばし、トサカ、首、胴体、尻尾、脚の順に描いて行きました。水分が多いと線が滲み、少ないと墨が濃く出てベタ塗りになってしまう。試行錯誤をしながらちょうどいい加減を習得して行きました。 ![]() ![]() ![]() 講師は全体の前で一通り実演をしたあと、ていねいに個別指導をしてくださいました。あちらこちらから「先生、見てください」「こっちも教えてください」の声に応えて、参加者の間を忙しく動き回っていました。そのお蔭で、一人ひとりが個性豊かで、生き生きとした作品に仕上げていました。講師に褒められた作品もたくさんありました ![]() ![]() ![]() 唐涛先生によれば、毛筆が主流だった時代、日記やお手紙、ハガキの余白に、さり気なく季節の植物や生きものの姿をしたためたのが、墨絵は始まりだそうです。今でも毛筆を日常的に使うことが多い日本人には向いている作業だそうです。「今日の体験をきっかけに、墨絵に興味を持ってくれたら嬉しい」と唐涛先生がワークショップを締めくくりました。本当に楽しかったとの声が多く寄せられました墨絵体験ワークショップに参加された皆さま、年賀状に使える酉が描けましたか。2016年最後の月例サロンにご参加くださり、ありがとうございました。CJVP事務局一同は、この一年の皆さまのご協力に感謝し、2017年のご幸運を祈りつつ、1月21日(土)の新年会を鋭意準備しております。新年会でまたお目にかかりましょう! |
