夢に向かって飛び立つ

2018年07月 【7月サロンの報告】

   7 月のサロンは日中文化交流の原点を探るべく座禅体験会を行いました。

今回参加したのは全部で 27 人、ほとんどの人は座禅は初体験です。真夏の太陽が照りつける中駒澤大学駅から歩くこと約 15分、会場の野澤龍雲寺に到着しました。山門をくぐると東京の真ん中とは思えないくらい緑がいっぱいです。

座禅を行う本堂に入るときれいに座禅用の座布団が並べられています。因みに臨済宗では大きな座布団の上に小さな座布団がありその上にお尻を乗せて座ります。


   先ず始めに細川住職が座禅の作法を指導して下さいます。足の組み方から手の組み方まで丁寧に教えてくださいました。参加者の中にはきれいに結跏趺坐(けっかふざ)で足を組める方が何人もいらっしゃり住職も驚かれていました。

そして次は座禅に大事な調身、調息、調心の説明です。姿勢を整え、呼吸を整えます。鼻から吸って口から静かにそして出来るだけゆっくり長く息を吐きます。息を吐ききって吸う時に"一つ"と数えます。そして十まで数えるとまた一に戻ります。これを数息観(すそくかん)と言います。

こうして自分の呼吸に意識を集中することにより座禅を行っている"今"に集中して心を整えていきます。


   そして最後に警策(けいさく)の受け方の説明です。警策をデモンストレーションを見て皆さんびっくり!でも大丈夫です。座禅会では自己申告で警策を受けたい方だけ住職が優しく打って下さいます。警策はできていない人に罰を与えるものではなく集中出来ない時に警策を頂くことによってもう一度スイッチを入れるためにあるからです。

そのあといよいよ本番です。
15 分の座禅を 2 セットやりました。
30 人近い人がいるのにお堂の中は静寂そのものです。鳥のさえずりとみなさんの頂く警策の音だけが聞こえます。

座禅が終わり、住職から“座禅はなにかを得るものではなく、捨てるもの”というお話がありました。現代人はなにかをすると見返りを求めることが多いですが、座禅はいくら座っても得られるものはない。静かに座り自分の今に向き合うことで毎日の嫌なことや辛いこと、そして嬉しかったことや成功したことも座布団の上に捨ててることができる。座禅は生活、そして人生の句読点であり、長い人生の中で座禅という句読点を打つことにより、立ち止まり、もう一度自分を見つめることができると教えてくださいました。


   この後、場所を茶室に移し今日の座禅の感想をみなさんに伺いました。座禅は初めてでしたが終わった後、とてもスッキリした気持ちになりましたという感想のほか、座っている間、妄想をせず呼吸に集中することが難しかったという意見もありました。


   最後に細川住職にみなさんからお礼の中国茶をお渡しししました。


   この後、参加者による自己紹介を行いました。単に自己紹介だけでなく萩野さんの風呂敷を使ったバックの作り方の実演もあり大いに盛り上がり交流が進みました。


   最後にお寺の境内で記念撮影をして無事に今回の座禅体験会は終了となりました。

また次回の企画にご期待ください\(^o^)/
担当:中本寧