今回のサロンは宋靖鋼先生をお招きして、皆さんとても関心のある健康についてお話
をしていただきました。 本場の中国医学の先生がお話し頂けると言うことで合計22人の朋友が六本木に集まり大いに盛り上がりました。 初参加の方も含めて先ずはみなさんで自己紹介をしました。 中国語を勉強している日本人は中国語で、中国人の方も日本語で名前と自分の趣味を話しました。 参加した会員は多士済々、趣味もカラオケ、中国映画鑑賞、山登り、スポーツ観戦など多彩な趣味を紹介しました。 一人の日本人会員は中国文部省主催の「留学」に関する論文大会に応募してなんと、三等賞をもらった事を披露しました。 しかもその論文は全て中国語で書かれたそうです!超厉害! また参加した中国人会員は来日して1年足らずの方から30年以上の方からまでこちらも様々でした。 参加者の緊張が解けて和やかな雰囲気になったところでいよいよ宋先生くの登壇です。とてもニコニコと明かるい笑顔でお話し始められました。 始めに西洋医学と中国医学の違いについて話されました。 西洋医学は薬で治そうとする。 悪いところを治そうとする。 一方、中国医学は全体観を大事にします。 心と身体全体の状態を見てバランスが崩れていないかを確認します。 バランスを取るためにはなんでもほどほどが大事です。 『食べるのも、運動するのもほどほど』 一流のスポーツ選手は大変身体を鍛えていますが彼らの寿命は平均より高いとは言えません。 またストレスが病気を引き起こすことが多いです。心のバランスが崩れるとガンが発生する確率が高くなる事が実証されています。 中国医学には"未病"という考えがあります。まだ身体には病気としては出て来ていないがバランスを崩しているのでこのままでは病気になってしまう。そうなる前にバランスを良くして病気が身体に出て来る前に治そうというものです。 健康を保つには以下のことが大事です。 未病先予防 既病防增悪 治癒后防再発 病気になる前に予防する。 なってしまったら悪くならないようにする。 治ったら再発しないようにする。 この後、写真を見ながら舌診について学びました。実際の写真で舌の様子を見ながら身体がどのような状態になっているかを確認します。 例えば舌が厚く大きくなっているときは"気虚“の状態。気の巡りが悪くなっているといった具合です。写真があるのですぐ分かります。 そしてそれぞれの状態では何を気をつけて、どのような薬を飲んで、何を食べれば良いか丁寧に教えていただきました。 みなさん自分の状態がどういうふうになっているのか、興味津々。携帯のミラーを利用して確認している方もたくさんいらっしゃいました。 この後、復習のクイズをWECHATを使って 行ないました。みなさん秒速て返答! 各問題最も速く正解を出した5名がなんと先生に脈診をしていただきました。 時間はあっという間に過ぎ、最後に大きな拍手👏で先生に感謝を伝えて無事に10月のサロンは終了しました。 ぜひ皆さんもこれをきっかけに自分の身体をチェックして心身と生活のバランスを見直して病気が表に出て来る前に治してしまいましょうね! (中本寧記) |