夢に向かって飛び立つ

CJVP第35回サロンのご報告


    5月17日、CJVPの会長のところに、台湾在住の婉儷会員から国際郵便で100枚の手作りマスクが届いた。それは、婉儷さんが未だマスク不足の日本に住む友人のために、忙しい合間を縫って、1枚1枚心を込めて作り、1ヶ月かけて貯めた100枚だそうです。

    早速会長から、この友愛溢れる贈り物を会の皆さまと分かち合いたい、と理事会に提案があり、即日会員の中から希望者を募ることになりました。


    会員の皆さんは最初は遠慮気味であったが、次第に遠路遥々台湾からの贈り物を受け取りたい、記念のためにも1、2枚ほしいという声が集まり、一週間で23人が手を挙げました。

    こうして50枚のマスクが23のレターパックに分けて梱包され、こんなメッセージ・シール付きで、希望した会員に手元に届きました。
    手制布口罩(手作りの布マスクは)
    婉儷献爱心(婉儷からの思いやり)
    针针织温暖(一針ずつ温もりを紡ぎ)
    线线连友情(一糸ずつ友情を繋ぐ)
    注:日本語訳は筆者

    筆者も受け取りました。縫い目が細かくていねいで、たっぷりサイズが顔によくフィットする見事な出来栄えでした。

    無事に受取った証拠に、1人ずつマスクを付けた姿を写真に記録し、会員限定のWechat グループに上げていただくと、みんな驚いた。使われている布柄の種類の多いこと! どの柄も洗練されていて、色も爽やかで、ファッション性が高く、おしゃれ着にもよく似合うものばかり。改めて贈り主が精魂を込めて作ったことに気づき、再度感動を呼びました。婉儷さん、本当にありがとうございました。

    マスクが届いた日はちょうど東京を含むすべての地域の緊急事態宣言が解かれた日。しかし、感染予防の戦いはまだつづいています。会員の皆さん、愛の布マスクを付けて、一緒にこの危機を元気に乗り越えましょう。
     文責 CJVP理事 胡春平